商品の説明
大正~昭和初期に作られた名古屋の初代中村道年(1876ー1937)の作品です。初代中村道年は数寄者、文化人らに愛されて支援を受けながら作陶に勤しんだ名工です。現在の道年窯は楽焼がメインですが、初代は楽窯とは別に登り窯も所持し、多くはありませんが染付磁器や伊賀写し等焼き締め作品も見受けられます。
この徳利はおそらく伊賀写しとして制作されたものとみられ、単純に茶人好みな綺麗さびにはならず作者の力量とセンスが感じられて良い徳利です。また、長寿を意識し張り付いた小エビちゃんがかわいらしい。二代道年になると登り窯のほうは壊してしまったのでそういう意味でも貴重です。無傷共箱。高さ約13.5㎝、胴径最大で約9.2㎝。
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 > 茶道具 > その他商品の状態目立った傷や汚れなし発送元の地域京都府